風の記憶

the answer is blowin' in the wind

春を呼ぶ

季節はもうすっかり晩春へと向かっておりますが、遅まきながら早春の植物たちです。早春の思い出、としてご覧下さい。 カタクリ オウレン 猩々袴 梅花オウレン ニリンソウ キバナノアマナ キクザキイチゲと椿落花 撮影地 : 山形県酒田市、遊佐町 撮影DATENi…

秋が、走る

仕事が忙しくてなかなかブログ更新出来ないでいるうちに、季節はどんどん進んでいきます。風の強い日、見上げた空一面に筋雲が現れていました。急いた気持ちに強い風と空一面の筋雲。思わず「秋、走ってるな~」とつぶやいた日でした。秋はどこか気持ちが焦…

夏雲な日々

今年は異常なほど早く梅雨が明けたせいか、庄内では連日夏日が続いています。ほかの地域は戻り梅雨みたいで雨が多かったようですが、何故か庄内地方は天気予報で「明日は雨」となっていても、その明日になってみると「晴れ」。 あれっ?と思い天気予報を再度…

冬の光芒

吹き荒れた吹雪も今日は一段落。相変わらず風は強いのですが、雲が切れて久しぶりの青空を見ることが出来ました。また明日からは別の寒波がやってくるという、束の間の庄内の光芒風景です。撮影場所は山形県遊佐町。庄内平野の一番北側の町です。この町は東…

冬を告げる光芒

強い冬の偏西風に雲がぐんぐん流されて行きます。時折、霰混じりの凍るような雨がザーッと降ったかと思うと直ぐに止み、黒々とした巨大な雲はあっという間に風に切り裂かれ、その切り裂かれた雲の間から、吸い込まれるぐらいに真っ青な空が顔をのぞかせます…

藍色のグラデーション

夕焼けの後、刻々と変わる藍色の空が好きです。雲一つ無い秋晴れの日の終わりに、ひとしきり茜色に染まった空。その茜色が少しずつ紺藍色へと変わり、青藍色、深縹色を経て紺色へ、そして水が染みるようにゆっくりと濃藍色から藍錆色と暗くなり、やがて辺り…

秋空にすじ雲掃ける

風の強い日、遙か空高くにきれいなすじ雲が流れていました。すじ雲(巻雲)は、雲の中でもいちばん高い空にできる雲で、実は氷晶(氷の粒)でできた雲です。透き通ってきれいに見えるのは、雲が全て氷晶でできているからです。落下する氷晶が上空のジェット…

雨あがりのリコリス

庭に咲いたリコリスが雨露をまとって、とてもきれいでした。リコリスはヒガンバナ科の花ですが、夏水仙とも呼ばれ彼岸花よりも早く8月に咲きます。夏の強い日差しが少しだけ盛りを過ぎた頃、何も咲いていなかった花壇に突如として花茎だけをニョキニョキと…

夏雲湧いて

Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 S 庄内平野にも夏雲が湧いて、いよいよ本格的な夏がやってきます。鳥海山から湧き出す入道雲、庄内の夏の風物詩の一つです。 Nikon Z 24-70mm f / 4 S雲は、その時の気温や気圧、空に浮かぶ水蒸気の量、そして光や風によって刻一…

夏光芒

Nikon Z6 + Nikkor Z 24-70mm f / 4 S梅雨の合間に見せる限りなく深い青空。強い西風に千切れながら流れてゆく雲。太陽の光線が制御不能のスポットライトのように空を駆け巡る。 風景写真だって一瞬が勝負だと思う。 Nikon Z6 + Nikkor AF-S 18-35mm f / 3.5…