「水芭蕉」というと、唱歌『夏の思い出』という歌が有名ですよね。
『夏の思い出』(作詞:江間章子 作曲:中田喜直)
夏が来れば思い出す 遙かな尾瀬 遠い空
霧の中に浮かびくる やさしい影 野の小径
水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている水のほとり
しゃくなげ色にたそがれる
遙かな尾瀬 遠い空
この歌のタイトルから連想して水芭蕉は夏の花と勘違いされるようですが、もちろん春を告げる花です。
よく歌詞を読めば、都会の初夏の頃に遙か遠くの尾瀬に思いをはせ、尾瀬は今が春なのだなぁ・・・、水芭蕉が夢を見るように咲いていたっけなぁ・・・、と思い出にふける歌だというのが分かります。
水芭蕉。
庄内では4月中頃ぐらい、ちょうど桜が咲く頃に見頃をむかえます。
今回撮影したのは遊佐町小野曽地区。鳥海山の麓「鳥海国定公園」の自生地です。
庄内ではこのほか、遊佐・八幡・松山・立川・羽黒・櫛引・朝日地区などたくさんの地域で見ることができますので、わざわざ尾瀬に行かなくても庄内に来ればたくさんの水芭蕉に会えますよ~♪
でも、すでに5月になりましたので、見頃はまた来年の春ですけどね・・・・。
じゃあやっぱりこれから見るのは尾瀬じゃないですか~。(^^;)
写真の奥の左右にも、水の流れに沿ってまだまだ延々と水芭蕉が咲いています。
この広大な自生地を地元の方たちが一生懸命に清掃作業されたのだそうです。頭が下がります。素晴らしい自生地です。
おかげ様でとても良い環境の中で気持ちよく撮影できました。感謝!
遊佐町小野曽地区の氏神様を奉る「小野曽神社」です
撮影する前にご挨拶。
杉林の細く長い参道を歩くととても神秘的で厳かな気持ちになります
水芭蕉は夢見るように咲いていました。
清掃作業に参加されたBLUEさんのブログです↓
bluesky-55.hatenablog.com
BLUEさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。♪
撮影場所
山形県遊佐町小野曽(鳥海ブルーライン脇)
撮影DATE
Nikon Z 6
NIKKOR Z 70-200mm f / 2.8 VR S
NIKKOR Z 14-30mm f / 4 S
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