8月7日(日)から二十四節気の一つである「立秋」に入りました。
暦の上では、この立秋から立冬(今年は11/7)の前日までを「秋」としています。
ただ実際は夏真っ盛りの時期で「秋」なんて考えられないほど暑い時期ではありますが、「立秋」の前の節気が夏の極みの「大暑」ですからそれは当然暑いですよね。
この関係は「大寒」と「立春」と同じです。
秋なんて微塵も感じられないような熱風の中に、古の人々はほんの微かに “極まりを過ぎた気配” を感じ「秋が立った」としたのでしょうね。
真夏日や熱帯夜が続き暑さは今がたけなわですが、容赦なく照りつけていた太陽も心なしか日射しを和らげ、朝夕には少しばかり涼やかな風が吹き始めます。草むらからは虫たちの音色が聞こえてきて、高くなってゆく空には時折うろこ雲が姿を見せ始めます。
一つの季節が終わって次の季節が始まる、のではなくて、一つの季節の中から次の季節が生まれてくるんだと感じます。
ヒグラシが鳴き始めました。
静かに止まっていたトンボがフッと何かを感じ
飛びました。
(「飛ばなきゃっ!」と本能がそうさせた感じで・・・。)
撮影場所
山形県遊佐町
撮影DATE
Nikon Z 6
NIKKOR Z MC 105mm f / 2.8 VR S
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