ススキは秋を代表する植物の一つで、秋の七草のひとつに数えられます。
お月見に供える盛り花にはなくてはならない花材ですよね。
「ススキ」の名前の由来は諸説あるらしいのですが、「すくすくと立つ木(草)」という意味から名付けられたとする説や、神楽に用いる鳴り物用の木「スズの木」を意味している、などがあるそうですが、はっきりしていないそうです。
日本中の山野に群生し様々な変種もあるそうですが、昔は茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いたり、家畜の餌として利用することが多かったことから、集落の近くに定期的に刈り入れをするススキ草原があり、これを茅場(かやば)と呼んでいたそうです。
ひょっとしたら、東京の「茅場町」ってススキの草原地だったのでしょうかね???
ただ、山形県には「尾花沢」という地名があり、ススキの別名が「尾花」なのできっとこの辺はススキが群生する沢だったんだろうな、と思って調べたことがありましたが、[諸説あります]だって・・・。
何やらススキって名前の由来から何から「諸説在り」が多くて、調べるとモヤモヤしてしまう植物です・・・。(^^;)
庄内地方でも秋にはもちろんたくさん咲きます。
普段は何気なく見過ごしてしまいますが、秋風の斜光に揺れ輝く姿を見ていると、透明でちょっぴり寂しい「秋」という季節の本意を感じることが出来るように思うのです。
そんな秋の真ん中に佇み撮影してみました。
日暈(ハロ)に咲く
ススキの群生のすぐ近くに、セイタカアワダチソウが妖しい光を放っていました。
撮影地
山形県遊佐町
撮影DATE
Nikon Z 6
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
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