風の記憶

the answer is blowin' in the wind

もみじの季節

 




人はなぜ紅葉に惹かれるのでしょうか?
いや、紅葉だけではなく人は、若葉に、新緑から深緑に、紅葉に、そして散りゆく枯葉にも心を動かします。
何故そんなに「葉っぱ」が気になるのでしょうか?

だいぶ以前に、「世界は植物の葉を中心に廻る」と、何かで読んだ記憶があります。
「葉」という文字は「草」と「木」の間に「世」がある、と書くのである、と。

葉は木々に芽吹き、光合成によってその樹木を育てます。葉の働きによって栄養を蓄えた木々は果実を実らせ、他の生物たちに糧を与え、時に葉は自らを虫たちに与え育てます。やがて葉は地に落ち虫や小動物たちの住処になり、そして最後には土に還り大地を豊かにして木々たちを育てるのです。

そう考えると、ホントだ世界は葉を中心に廻っているように思えますね。
葉は芽吹いてから消えて無くなるまでに、実に多くの生き物たちを守り育てているということ、
つまり「葉」は「命」だということです。

役目を終えて枝を離れる間際、まるで生きた証を灯すかのように綺麗に輝き、冷たい風の中へと消えてゆく葉っぱたち。
人が紅葉に惹かれるのは、「命の最後の輝き」を見るからなのかもしれません。

葉が「紅葉する仕組み」は解明されていますが、「紅葉する理由」はまだ分かっていないのだそうです。

 

















































 

 



「この木も死ぬの?」
「いつかは死ぬさ。でも”いのち”は永遠に生きているのだよ。」とダニエルは答えました。

 『 葉っぱのフレディ(いのちの旅) 』レオ・バスカーリア作:みらいなな訳

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撮影地
山形県遊佐町「森の公園 遊ぽっと」にて

撮影DATE
Nikon  Z 6
NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S (最後の2枚)

 



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