前回に続き、晩秋の様子です。
晩秋の頃、錦秋に輝いた枝葉が地上に落ちると秋が終わったと思われがちですが、錦に色づいた山々の紅葉だけが秋の楽しみではありません。
落ち葉の彩りもまた、季節の移ろいを感じさせてくれる楽しみの一つです。
サクサクと小気味よく落ち葉を踏みしめながら歩いていると、落ち葉たちが小春日和の陽に揺れてまるで詩を唄っているようです。
たくさんの落ち葉の中には、風に巻かれて地面の草や落枝に寄り立っているものや、ほかの木に引っかかっているもの、ベンチや切り株に刺さりこんだものなどもあり、その姿は何となく「ねえ、撮って」と言われているようで、ついカメラを向けてしまいます。
小春の陽が秋たちに最後の輝きを与え、行く秋を惜しむようにシャッターを切りました。
次回は最後、微かに冬の香りがする「季節は巡りまた冬が来る」です
撮影地 : 山形県遊佐町 森の公園「遊ポット」にて
撮影DATE
Nikon Z 7
NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
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