風の記憶

the answer is blowin' in the wind

2021-01-01から1年間の記事一覧

スマホで東京スナップ

コロナ前は月2~3回のペースで東京と千葉に出張がありましたが、コロナ蔓延で1年半以上出張を取りやめておりました。やっと最近、再開になり久しぶりの東京&千葉。出張は荷物を極力軽めにするためにデジカメは持って行きませんが、スマホは必須。最近の…

冬を告げる光芒

強い冬の偏西風に雲がぐんぐん流されて行きます。時折、霰混じりの凍るような雨がザーッと降ったかと思うと直ぐに止み、黒々とした巨大な雲はあっという間に風に切り裂かれ、その切り裂かれた雲の間から、吸い込まれるぐらいに真っ青な空が顔をのぞかせます…

夕焼け、庄内

庄内地方から見る夕焼けは、とてもきれいです。NPO法人「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」が選定した、日本の夕陽百選にも選ばれています。(選定場所)●酒田市日和山、飛島●鶴岡市湯野浜この選定場所に限らず、庄内一円どの場所で見ても、晴れた日の夕暮…

なごり秋

鉛色の空、肌に刺さる風、霙交じりの冷たい雨季節はすっかり冬の顔をしていますがまだほんの少しだけ秋の香りが残っています名残りの秋を拾ってみました 夜、駐車場に止めた車のガラスにも名残りの秋が 今日の日はさようならサブブログ「きおくのかけら」も…

きおくのかけら、はじめます

idosan007.hatenablog.com 昨今のオールドレンズブームに乗って・・・、と言うことでは全くありませんが、「Ai Nikkor 50mm f/1.2S」を中古で購入しました。ミラーレスの時代になり「Nikkor Z 50mm f/1.2 S」が新発売され、色々なサイトでこのレンズの作例や…

行く秋_後

前回に引き続き、行く秋の後半です。紅葉の盛りもとうに過ぎて、散策する人もいなくなった山王森過ぎて行く秋を、静かな気持ちで止めてみました。今年もまた、秋が行ってしまいます。 秋は過ぎ、冬の足音が聞こえる山王森からでした。ご覧いただき、ありがと…

行く秋_前

11月も終わりの頃、紅葉の盛りもとうに過ぎて、散策する人もいなくなった山王森過ぎて行く秋を、静かな気持ちで止めてみました。今年もまた、秋が行ってしまいます。 次回へ、つづく・・・。 撮影地山形県酒田市日吉町日和山-山王森より 撮影DATENikon Z 6…

酒田山王森にて

酒田「山王森(さんのうもり)」は、酒田本港のすぐ背後にそびえる「日和山(ひよりやま)」にある日枝神社(ひえいじんじゃ)の境内約3.8ヘクタールに広がる山野です。酒田本港を見下ろす日和山公園に隣接したこの森には、酒田の産土神を祀る日枝神社や…

モミジとキノコと總光寺

酒田市松山地区(旧松山町)にある「洞瀧山 總光寺」(とうろうざん そうこうじ)紅葉(もみじ)と言えばお寺でしょう!と言う、かなり安直な気分で行ってみたら、結構カメラマンいましたね~・・・。皆さん考える事は一緒!!心の中で「ですよね~♪ですよね…

落ち葉の彩り

錦に色づいた山々の紅葉だけが秋の楽しみではありません。落ち葉の彩りもまた、季節の移ろいを感じさせてくれる楽しみの一つです。 Nikkor Z 85mm f / 1.8 S Nikkor Z 85mm f / 1.8 S Nikkor Z 85mm f / 1.8 S 葉は木々に芽吹き、光合成によってその樹木を育…

河口の夕焼けと釣り人と

秋は夕焼けがとてもきれいな季節だ。夕方、海風が吹き始め、空にはきれいなすじ雲が現れた。良い夕焼けが見られそうな予感がして、車を海岸通りに向かわせた。お気に入りの浜辺についたところで、予想通り少しずつ空が焼け始める。鳥海山を源流とする「日向…

月山あさひの紅葉~梵字川渓谷

山形県鶴岡市朝日地区(旧朝日村)を流れる梵字川(ぼんじがわ)は、全長37.5Kmほどの川で、神秘の山々、月山・湯殿山の懐に抱かれた静かな清流です。長い年月をかけて渓谷を作り、梵字川渓谷として素晴らしい景観を見せてくれます。今回は渓谷に架かる…

湾岸道路の夕焼け

酒田港北港の湾岸道路を走行中、きれいな夕焼けに出会いました。車を止めカメラを取り出し岸壁を散策。午前中に一頻り降った雨があちらこちらに大きな水溜まりを作り、映り込んだ夕焼けがとてもきれいな秋の夕暮れです。 酒田港と酒田北港エリアは、年間を通…

ススキの頃

秋は季節の黄昏です。今まで何気なく通り過ごしていたいろいろなものが、何だか急に意味ありげに想われる季節です。特に夕暮れ時は、なんだか心細く、妙に寂しく、ちょっとだけ悲しく感じられる頃ですね。夕暮れが近づいてくる頃、ススキが夕陽に照らされな…

庄内柿

庄内地方の秋の果物と言えば、「庄内柿」です。庄内柿の特徴は、偏平で四角に角張っていて、なんといっても種がない事です。(平核無柿(ひらたねなしがき)と言います)渋柿ですが渋抜きをした後はとても甘みが強くなり、果汁が豊富で果肉はほどよく柔らか…

藍色のグラデーション

夕焼けの後、刻々と変わる藍色の空が好きです。雲一つ無い秋晴れの日の終わりに、ひとしきり茜色に染まった空。その茜色が少しずつ紺藍色へと変わり、青藍色、深縹色を経て紺色へ、そして水が染みるようにゆっくりと濃藍色から藍錆色と暗くなり、やがて辺り…

秋桜

前回のコスモスと同じ日同じ場所で撮った花たちです。 コスモスと秋桜、ご覧いただきありがとうございました。 撮影地山形県鶴岡市千安京田「いこいの村公園」 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f/2.8 VR SNikkor Z 70-200mm f/2.8 VR S Nikon ミラーレス…

コスモス

風が澄むのを待ちかねたように、コスモスたちが次々と花を広げ、透明な秋の陽射しに揺れています。その優しい桜色から「秋桜」と名付けられたように、日本人にとても好かれる花、コスモス。初秋の風に揺れる優しい桜色は、豊かな秋の始まりを告げる色でもあ…

秋の雨に彼岸花

彼岸入りの日、実家の畑の隅に今年もまた彼岸花が咲き出しました。今は亡き母が生前に植えた彼岸花、あれから10年、毎年必ずこの時期に咲いてくれます。「彼岸花」はヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)の多年草で、ちょうど秋のお彼岸の頃に花を咲かせ…

蕎麦の花が咲く頃

庄内地方の主に山間部では、蕎麦の花が咲き始めました。山形県は日本有数の蕎麦処でもあります。そば屋の店舗数は長野県に次いで全国で2番目に多く、作付面積では北海道に次いでこれも全国2位となっています。とはいっても、ここ庄内地方に限れば以前は蕎…

秋空にすじ雲掃ける

風の強い日、遙か空高くにきれいなすじ雲が流れていました。すじ雲(巻雲)は、雲の中でもいちばん高い空にできる雲で、実は氷晶(氷の粒)でできた雲です。透き通ってきれいに見えるのは、雲が全て氷晶でできているからです。落下する氷晶が上空のジェット…

小さな秋のはじまり_エノコログサ

畑道のあちらこちらに「エノコログサ」が顔を出し始めました。「エノコログサ」の名前は、花穂が子犬のしっぽに似て「犬コロ草」と呼ばれたところからきているそうです。別名は「猫じゃらし」で一般的にはこちらの呼び名の方が有名ですね。撮影したのは、エ…

夕焼けの空に

あの子の命は ひこうき雲 ほんの十一歳で逝ってしまった同級の友あれから五十の歳月が流れたあの日と同じきれいな夕焼けが motokurashi.com 撮影地山形県酒田市最上川河川公園より 撮影DATENikon Z 6 Nikkor Z MC 105mm f / 2.8 VR SNikkor Z 24-70mm f / 4 …

雨あがりのリコリス

庭に咲いたリコリスが雨露をまとって、とてもきれいでした。リコリスはヒガンバナ科の花ですが、夏水仙とも呼ばれ彼岸花よりも早く8月に咲きます。夏の強い日差しが少しだけ盛りを過ぎた頃、何も咲いていなかった花壇に突如として花茎だけをニョキニョキと…

ひまわりの丘にて

夏の花、と言えば ほとんどの方が『ひまわり』と答えるのではないでしょうか。それほどに向日葵は夏を代表する花だと思います。庄内地方では、ひまわり畑と言えば「月山高原牧場」が有名ですが、最近、遊佐町白井新田の藤井地区のひまわり畑が何かと話題に上…

胴腹滝

今回の写真は、山形県遊佐町の湧水群の中でも、とりわけ名水と言われ人気がある『胴腹滝』の風景です。『胴腹滝』は、一般的な滝のように地上を流れてきた川が崖下に落下するものではなく、山腹から忽然と湧き出した水が滝になっているもので、その様が身体…

丸池様

前回の、梅花藻が咲く清流『牛渡川』のすぐそば、川がまさに山に分け入らんとする辺りの森中に地元の人々から『丸池様(まるいけさま)』と呼ばれ崇められている湧水の池があります。この池は、湧水のみを水源とした直径20m、水深3.5mの池で、豊富な湧き水が…

梅花藻の花_牛渡川

清流「牛渡川(うしわたりがわ)」に梅花藻の花が咲き出す頃でしたので撮影に行ってきました。(7月上旬頃です)「牛渡川」は鳥海山の麓、山形県遊佐町を流れる全長3㎞の小さな川なのですが、水源が100%湧き水であるという全国でも希な川で、川の水が極めて清…

土門拳記念館

前回のエントリーは、最近評判のNikon Z fc に託けて、土門拳のカメラNikon SP を紹介しましたが、引き続き今回は土門拳の全作品を所蔵する『土門拳記念館』を写真で紹介したいと思います。土門拳は、私があらためて紹介する必要も無い写真界の巨匠ですので…

土門拳さんのカメラ

巷では今、ミラーレスカメラNikon Z fc が大人気のようですね。 私は基本的に“レトロ調”というのはあまり興味をそそられる分野ではありませんが、ニコンファンとしてはニコンのカメラが評判を呼ぶのはとても嬉しいニュースではあります。もっとも、若い方は…