秋はいつも足早に過ぎていきますが、今年の秋は特に超特急の如く過ぎ去って行くようで、季節は既に初冬の様相となっています。
夏が異常に暑く長かったせいで、秋の紅葉も色づいたと思ったらすぐに落葉してしまい、しかも雨が多かったように感じます。
今秋、長らく待ち望んでいた135mm望遠レンズがNIKONから発売され購入しました。
このレンズで色々と撮影計画を立てていたのですが、休日のたびに天気に恵まれずなかなか予定通りの撮影ができなかったのが残念でした。でも、気持ちを切りかえれば被写体は無限にあります。
ということで、少ない好天時にNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaを持って、秋の光を写し止めてみました。
庄内地方には柿の木が至るところ沢山あります
今年はこんな雨の日ばかり
雨上がりの日に撮影
NIKKORの135mmレンズには実は少し思い入れがあるのです。
カメラを始めた当初、憧れのレンズが Ai Nikkor 135mm F/2 でした。当時、若者の私は収入も少なくとても買えるレンズでは無く、まさに高嶺の花のレンズで、カタログや雑誌のレビューを何度も読み耽ったりしたものでした。
歳月は流れ、Ai Nikkor 135mm F/2 への思いを断ち切れず、5年ほど前に中古で取得したのですが、40年以上前のレンズとは思えないほどの写りをしてくれました。特にボケが綺麗!
私のレンズ選びの重要なポイントが “ボケが綺麗なレンズ” ですので、その意味では写りはとても満足したのですが、さすがに中古なのでヘリコイドが経年劣化のせいかもの凄く重くてピント合わせにとても難儀します。💦 それに、当たり前ですがAFじゃ無いし・・・。写りは満足と言っても解放時のピント面の解像度はやはりオールドレンズのそれだし・・・。
と言うことで、Zマウントの最新版を切に願っていました。
そんなときに、いよいよZマウントでの135mmが発売され、しかもPlenaと言う固有名称までついたニコン渾身のレンズ。すごくお高かったのですが💦これはもう買うしか無いと清水の舞台から飛び降りた次第です。(^^;)
NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
想像以上に“ボケが綺麗”←私はこれが一番お気に入り♪
しかもとても上質な感じの洗練された美しいボケ
玉ボケも大きくて隅っこまで円形度が高い
ピント面も素晴らしい解像力~でもイヤなカリカリ解像では無い
逆光耐性がとても高くて、逆光撮影が好きな私にとってはとても楽しい
とにかく、このレンズを付けてファインダーをのぞくのがとても楽しくて、カメラに付けっぱなしの常用レンズになっています。
秋の光がとても綺麗な日でした
ご覧頂き、ありがとうございました。
撮影地 : 山形県遊佐町「森の公園 遊ぽっと」にて
撮影DATE
Nikon Z 7
NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
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