オウレンが春を告げてからほどなくして、直ぐ近くの少し湿ったところにショウジョウバカマが咲きます。
花は淡紅紫色が多く、猩々(しょうじょう:中国の伝説上の生きもの)の赤い顔、葉の重なりが袴(はかま)を連想させることが名の由来だそうです。
北海道から九州にかけての低地から低山帯の森林の林床、高山帯下部の湿潤な場所や高層湿原に生育します。
このショウジョウバカマのスゴイところは、葉先に子苗をつけ無性的に増殖する性質があるところです。つまり、種子や根だけで増えるのではなく、成長した葉が地面につくと、そこから目を出すという増え方もするのだそうです。何という逞しさ。(^^;)
そんなショウジョウバカマの花言葉は“希望”
冬枯れた林床に突然まるで能の猩々を舞うように現れる花。人々はそんなショウジョウバカマの姿に希望を見たのでしょうか。
里山に春の兆しをふりまいて、“希望”の花 ショウジョウバカマは咲きます。
※何やら少し前からブログとflickrの連携が出来なくなっていますので、今回は「Hatena Fotolife」を使ってアップします。
クリックしてご覧ください。
ショウジョウバカマの舞台が始まっています
撮影場所
山形県酒田市八幡町
(八森自然公園)
撮影DATE
Nikon Z 6
Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 VR S
サブブログ『きおくのかけら』
「四月になれば彼女は」 ↓ 更新中です
以前のブログです ↓ よろしかったらご覧下さい。