風の記憶

the answer is blowin' in the wind

あと少し

雪解けを待ちかねたようにスノードロップが雪の下から顔を出しましたまるで雪の色を映したような真っ白な蕾を持ち上げて春を告げるタイミングをはかっているようですあと、少しです 突然生えてくるのではなく、根雪の中で春に備えて準備し、その時をむかえて…

春まだ遠く

立春を過ぎても寒い日はまだまだ続きます春まだ遠くでもやがて訪れる春を思い、過ぎゆく冬を愛でるそんな余裕があっても良いのかなと思うこの頃です 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z 70-200mm f / 2.8 VR S サブブログ「きおくのかけら」更新中です ↓ idosan007.h…

地吹雪

庄内名物?の「地吹雪」です。今年も立春の日から荒れはじめ、土日中吹き荒れていました。「地吹雪」とは、読んで字のごとくですが、降る雪よりもいったん地上に降り積もった雪が暴風によって舞い上がり、降っている雪と一緒になって吹き付ける吹雪のことで…

立春

2月4日は『立春』です。『立春』と言うと必ず聞く常套句が「暦の上では春ですが、まだまだ寒くて・・・」という文句。そりゃそうです! だって、『立春』の前は『大寒』で1年中で一番寒い時期なのですから。実際、この頃の庄内は、雪が降って偏西風が強く…

冬の夕焼け

久しぶりにきれいな夕焼けを見ることができました。雪国ではめったに見ることができない冬の夕焼けです。冬の夕焼けはちょっと寂しそうです。今度はいつ見られるのかな? 夕焼けは陽が沈んだ後の方がきれいです。 釣り人が良い案配で居てくれました。灯台の…

冬の光芒

吹き荒れた吹雪も今日は一段落。相変わらず風は強いのですが、雲が切れて久しぶりの青空を見ることが出来ました。また明日からは別の寒波がやってくるという、束の間の庄内の光芒風景です。撮影場所は山形県遊佐町。庄内平野の一番北側の町です。この町は東…

冬の使者の落としもの

日本三大急流の一つ最上川。その川が日本海へと放たれる河口付近から上流の出羽大橋と両羽大橋までの5㎞ほどの場所には、冬になると多くの白鳥や鴨などの渡り鳥たちが飛来します。白鳥は遠くシベリヤなどから10月上旬に第一陣が姿を見せ、秋の深まりとと…

迎春

新年 明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます 撮影場所山形県遊佐町遊佐中学校の桜と鳥海山 サブブログ「きおくのかけら」も『更新中です』 ↓

スマホで東京スナップ

コロナ前は月2~3回のペースで東京と千葉に出張がありましたが、コロナ蔓延で1年半以上出張を取りやめておりました。やっと最近、再開になり久しぶりの東京&千葉。出張は荷物を極力軽めにするためにデジカメは持って行きませんが、スマホは必須。最近の…

冬を告げる光芒

強い冬の偏西風に雲がぐんぐん流されて行きます。時折、霰混じりの凍るような雨がザーッと降ったかと思うと直ぐに止み、黒々とした巨大な雲はあっという間に風に切り裂かれ、その切り裂かれた雲の間から、吸い込まれるぐらいに真っ青な空が顔をのぞかせます…

夕焼け、庄内

庄内地方から見る夕焼けは、とてもきれいです。NPO法人「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」が選定した、日本の夕陽百選にも選ばれています。(選定場所)●酒田市日和山、飛島●鶴岡市湯野浜この選定場所に限らず、庄内一円どの場所で見ても、晴れた日の夕暮…

なごり秋

鉛色の空、肌に刺さる風、霙交じりの冷たい雨季節はすっかり冬の顔をしていますがまだほんの少しだけ秋の香りが残っています名残りの秋を拾ってみました 夜、駐車場に止めた車のガラスにも名残りの秋が 今日の日はさようならサブブログ「きおくのかけら」も…

きおくのかけら、はじめます

idosan007.hatenablog.com 昨今のオールドレンズブームに乗って・・・、と言うことでは全くありませんが、「Ai Nikkor 50mm f/1.2S」を中古で購入しました。ミラーレスの時代になり「Nikkor Z 50mm f/1.2 S」が新発売され、色々なサイトでこのレンズの作例や…

行く秋_後

前回に引き続き、行く秋の後半です。紅葉の盛りもとうに過ぎて、散策する人もいなくなった山王森過ぎて行く秋を、静かな気持ちで止めてみました。今年もまた、秋が行ってしまいます。 秋は過ぎ、冬の足音が聞こえる山王森からでした。ご覧いただき、ありがと…

行く秋_前

11月も終わりの頃、紅葉の盛りもとうに過ぎて、散策する人もいなくなった山王森過ぎて行く秋を、静かな気持ちで止めてみました。今年もまた、秋が行ってしまいます。 次回へ、つづく・・・。 撮影地山形県酒田市日吉町日和山-山王森より 撮影DATENikon Z 6…

酒田山王森にて

酒田「山王森(さんのうもり)」は、酒田本港のすぐ背後にそびえる「日和山(ひよりやま)」にある日枝神社(ひえいじんじゃ)の境内約3.8ヘクタールに広がる山野です。酒田本港を見下ろす日和山公園に隣接したこの森には、酒田の産土神を祀る日枝神社や…

モミジとキノコと總光寺

酒田市松山地区(旧松山町)にある「洞瀧山 總光寺」(とうろうざん そうこうじ)紅葉(もみじ)と言えばお寺でしょう!と言う、かなり安直な気分で行ってみたら、結構カメラマンいましたね~・・・。皆さん考える事は一緒!!心の中で「ですよね~♪ですよね…

落ち葉の彩り

錦に色づいた山々の紅葉だけが秋の楽しみではありません。落ち葉の彩りもまた、季節の移ろいを感じさせてくれる楽しみの一つです。 Nikkor Z 85mm f / 1.8 S Nikkor Z 85mm f / 1.8 S Nikkor Z 85mm f / 1.8 S 葉は木々に芽吹き、光合成によってその樹木を育…

河口の夕焼けと釣り人と

秋は夕焼けがとてもきれいな季節だ。夕方、海風が吹き始め、空にはきれいなすじ雲が現れた。良い夕焼けが見られそうな予感がして、車を海岸通りに向かわせた。お気に入りの浜辺についたところで、予想通り少しずつ空が焼け始める。鳥海山を源流とする「日向…

月山あさひの紅葉~梵字川渓谷

山形県鶴岡市朝日地区(旧朝日村)を流れる梵字川(ぼんじがわ)は、全長37.5Kmほどの川で、神秘の山々、月山・湯殿山の懐に抱かれた静かな清流です。長い年月をかけて渓谷を作り、梵字川渓谷として素晴らしい景観を見せてくれます。今回は渓谷に架かる…

湾岸道路の夕焼け

酒田港北港の湾岸道路を走行中、きれいな夕焼けに出会いました。車を止めカメラを取り出し岸壁を散策。午前中に一頻り降った雨があちらこちらに大きな水溜まりを作り、映り込んだ夕焼けがとてもきれいな秋の夕暮れです。 酒田港と酒田北港エリアは、年間を通…

ススキの頃

秋は季節の黄昏です。今まで何気なく通り過ごしていたいろいろなものが、何だか急に意味ありげに想われる季節です。特に夕暮れ時は、なんだか心細く、妙に寂しく、ちょっとだけ悲しく感じられる頃ですね。夕暮れが近づいてくる頃、ススキが夕陽に照らされな…

庄内柿

庄内地方の秋の果物と言えば、「庄内柿」です。庄内柿の特徴は、偏平で四角に角張っていて、なんといっても種がない事です。(平核無柿(ひらたねなしがき)と言います)渋柿ですが渋抜きをした後はとても甘みが強くなり、果汁が豊富で果肉はほどよく柔らか…

藍色のグラデーション

夕焼けの後、刻々と変わる藍色の空が好きです。雲一つ無い秋晴れの日の終わりに、ひとしきり茜色に染まった空。その茜色が少しずつ紺藍色へと変わり、青藍色、深縹色を経て紺色へ、そして水が染みるようにゆっくりと濃藍色から藍錆色と暗くなり、やがて辺り…

秋桜

前回のコスモスと同じ日同じ場所で撮った花たちです。 コスモスと秋桜、ご覧いただきありがとうございました。 撮影地山形県鶴岡市千安京田「いこいの村公園」 撮影DATENikon Z 6Nikkor Z MC 105mm f/2.8 VR SNikkor Z 70-200mm f/2.8 VR S Nikon ミラーレス…

コスモス

風が澄むのを待ちかねたように、コスモスたちが次々と花を広げ、透明な秋の陽射しに揺れています。その優しい桜色から「秋桜」と名付けられたように、日本人にとても好かれる花、コスモス。初秋の風に揺れる優しい桜色は、豊かな秋の始まりを告げる色でもあ…

秋の雨に彼岸花

彼岸入りの日、実家の畑の隅に今年もまた彼岸花が咲き出しました。今は亡き母が生前に植えた彼岸花、あれから10年、毎年必ずこの時期に咲いてくれます。「彼岸花」はヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)の多年草で、ちょうど秋のお彼岸の頃に花を咲かせ…

蕎麦の花が咲く頃

庄内地方の主に山間部では、蕎麦の花が咲き始めました。山形県は日本有数の蕎麦処でもあります。そば屋の店舗数は長野県に次いで全国で2番目に多く、作付面積では北海道に次いでこれも全国2位となっています。とはいっても、ここ庄内地方に限れば以前は蕎…

秋空にすじ雲掃ける

風の強い日、遙か空高くにきれいなすじ雲が流れていました。すじ雲(巻雲)は、雲の中でもいちばん高い空にできる雲で、実は氷晶(氷の粒)でできた雲です。透き通ってきれいに見えるのは、雲が全て氷晶でできているからです。落下する氷晶が上空のジェット…

小さな秋のはじまり_エノコログサ

畑道のあちらこちらに「エノコログサ」が顔を出し始めました。「エノコログサ」の名前は、花穂が子犬のしっぽに似て「犬コロ草」と呼ばれたところからきているそうです。別名は「猫じゃらし」で一般的にはこちらの呼び名の方が有名ですね。撮影したのは、エ…